価格交渉をスムーズにするポイント|大事なのはwin-win!
こんにちは!モチベーションアップセミナー講師、楽笑マンこと伊達将人です☆
営業マンや自営業の中には、価格交渉についてお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「お客様に「高いから無理!」と言われそう…」「継続して取引きをしてもらえるようなるべく価格を下げよう…」という思いから、つい安く見積もってしまう人もいるでしょう。
しかし、希望の額で取引できなければ、売上も下がってしまいます。
実は楽笑アカデミー生の中にも、価格交渉で悩んでいる生徒さんがいらっしゃいました。
今回は価格交渉のポイントについて、生徒さんの事例も交えながら解説します!
価格交渉の基本ポイント
ビジネスにおいて、価格交渉が必要となるシーンはたくさんありますよね。でも、価格交渉を「難しい」と感じている人は結構いると思います。
まず、価格交渉をする上で大切なのは何よりも準備です。
準備とは具体的に
①市場価格調査(相場)
②商品やサービスにかかるコストを調べる
③契約期間や発注頻度の調整
以上の3つを考慮し、妥当な額を決めましょう。
さらにそこから、値上げします。
「えっ高くしちゃうの?」と思われるかもしれませんが、値引き交渉に応じ、妥当な額まで下げるためです。
こうすることで、お客様はお得感を感じるし、提供する側も損しませんよね。
単価が安くてツライ…!生徒さんの場合
楽笑アカデミーの生徒さんのなかに、価格交渉がうまくできないと悩んでいる生徒さんがいました。
彼女の取引先は知り合いや友人が多く、いわゆる「お友達価格」で取引していたんですね。
取引先は「こんなに安くしてくれて、ありがとう」と喜んでくれていたそうですが、彼女としては「かなりキツイ」と。
単価が安いばかりに、労働時間と利益が全く釣り合わなくなってしまったんです。
中には時給換算すると200円の仕事もあったのだとか><;
「信頼関係を壊したくない」「○○さん(彼女の名前)は高いから、やめといた方がいい」と言われるのがコワくて、つい安く対応していたんですね。
自営業あるあるかもしれませんが、この状況でさらにコワいのは、一度下げた価格は上げにくいということ。
だから、最初は高く見積もって提供した方がいいんです。
値下げはにはいつでも応じられますから。
彼女の問題を解決するために私がアドバイスしたことは、料金テーブル表を作り、SNSやホームページに掲示しておくことです。
取引の相談がある度に一人ひとり価格交渉に応じていては面倒ですし、彼女の性格上、希望額の要求に押し切られてしまう可能性が高いからです^^;
だから、初めに彼女の側から「この額でやっています」と提示しておくことを勧めたんです。
これをやって彼女は、その後の仕事が随分とラクになった!と言っていました^^!
まとめ
価格交渉を行ううえで最も大切なポイントは、win-winであることです。
法外な金額でどちらか一方が得をするような価格ではもちろん継続的な契約は見込めませんし、「詐欺だ!」などという悪評も広がりかねません。
ですから価格は、値下げに応じることを前提に設定しましょう。
そして、こちらの提示した価格に応じてくれた場合は、特典やプレゼントを付けるなどし感謝の気持ちを伝えると、より印象も良くなります。