課題解決やアイデア発想に役立つ5W1H

こんにちは!ライフハッカー、楽笑マンこと伊達将人です☆
みなさんは、5W1Hをご存知ですか?Why(なぜ)・What(なぜ)・Who(誰が)・When(いつ)・Where(どこで)・How(どのように)、中高生のとき英語の授業で学んだ人も多いのではないでしょうか。
実はこの5W1H、ビジネスでも大いに役立てられるんですよ。
上司に「この課題の解決策を練っておいて」「新しいアイデアをいくつか考えておいて」と言われたものの、何から始めれば良いのか分からない!そんな人は、ぜひこの記事を参考にしてください^^
5W1H、ここがスゴイ!
ビジネスコンサルタントの渡邉光太郎氏は、著書『シンプルに結果を出す人の 5W1H思考』のなかで、「5W1H」はビジネスにの課題を解決する「万能の思考ツール」であると説いています。
5W1Hを上手に使えば、物事を論理的に、かつ深く考えられるようになるため、ビジネスの色々な課題に立ち向かえるようになるんですよ。
・問題を明確にする
・課題解決のための要素を抽出できる
・さまざまな視点からアイデアを生み出せる
・汎用性があり誰でもつかいこなせる
効率よく課題を解決する、3W1H
では、先に述べた渡邉氏が提唱する、効率よく問題解決を行なうための「3W1H」についてを解説します。
考え方はとってもカンタン。【What→Where→Why】の順で課題を分析し、最後に解決策【How】を導いていくというものです。
例えば、「エステサロンの会員数が伸びない」という課題を解決したい場合。まずは「目標値に対してあと何人足りないのか」など、問題を具体的に設定します=What。そして、入会者が少ない地域や入会者が少ない年齢層など、問題箇所を分析=Whereし、問題が起こっている原因=Whyをも掘り起こします。その結果から解決策=Howを考える。この流れです。
「地域でトップのサロンになるために=Why、20~40代女性を=Who、自社のサロンに=what、2023年度末までに=When、東京都内で=Where、1万人=How much、入会させたい=How」
いかがです?とってもシンプルで分かりやすい目標ができました。課題は、その目標に対する現状のギャップということになります。
アイデアを発想する「WH」
クリエイティブディレクター三浦崇宏氏は、革新的なアイデアを生み出すには、「Why」と「Where」の視点が大切であると述べています。
・Why:どんな目的のためにこの商品(もしくはサービス)はあるのか
・Where:どこでその商品を売るのか
つまり、Whyによって商品のニーズを見出し、Whereを問い、商品を売る市場を開拓するということです。
例えば、
Why=一般的なウイルス対策のマスクでも、花粉症の鼻づまりを解消する機能付きのものが良いと分かったら、新商品として「鼻の通りを良くするミントなどのアロマの香りを含んだマスク」を作ればヒットするのではないか、という仮説が成り立ちます。
Where=花粉症の薬や目薬が売ってるコーナーに置くだけでなく、花粉が飛散しやすい山間部のコンビニなどに置いても注目してもらえるかもしれません。
このような流れで考えることにより、既存商品の刷新や新商品アイデアの発想につながるんです!
まとめ
5W1H思考は、ビジネスにおける課題解決やアイデアの創出に役立つ思考法です。思考や発想で悩んだときは、ぜひ活用してみてくださいね。