ミスをしてもなぜあの人の評価は落ちないの?

こんにちは!モチベーションアップセミナー講師、楽笑マンこと伊達将人です☆
会社員など組織の中で働いている人の中には、ミスをしても評価が落ちない人がいます。「同じミスをしても、なぜあの人は信頼されているんだろう」と、ちょっと悔しい思いを抱いている人もいるのではないでしょうか。
でも、ミスをしても評価が落ちない人には、ある共通点があるんです。これを知れば、もうミスもコワくないはず!
共通点①ミスを素直に認めて反省している
まずはこれ。ミスを他人のせいにすることなく、自分が原因であると認めることです。簡単なようで、実はこれが一番難しい。
ミスをして上司に怒られたり評価が下がったりすることを恐れて、他人のせいにしたりごまかしたりしたくなるものですが、潔く素直に認めて反省することこそ、リカバリーへの近道なんです。
共通点②ミスした原因を分析し改善策を考えられる
ミスを他人のせいにすることなく自分に原因があると考える人は、ミスをしない仕組みを考え出そうとします。
「これからは、絶対にミスしない!」と心に決めることは簡単ですが、仕組みそのものを見直さなければ、ミスを繰り返すばかりだと分かっているんですね。
ですから、ミスをする度に分析し、改善策を考えられるワケです。単なる精神論ではないんですね。
共通点③他人のミスを自分事として考えている
ミスをしても評価が落ちない人は、他人のミスも自分事のように捉え、リスクヘッジをします。他人の失敗から学びとろうとする姿勢があるということですね。
ミスをリカバリーした人の体験を知ることで、立ち直るヒントを得ているんです。
自分の失敗経験だけでなく、他人の失敗経験も学びとして蓄えてるのです。
共通点④ミスをコミュニケーションツールにする
ミスした経験を話題に挙げて笑いをとったり、そこから導かれた改善策を共有したりし、組織の生産力向上に役立てていることも共通点の一つです。
でもこれ、実はとっても難しいこと。自分の失敗を他人に話すことは勇気がいることです。「カッコ悪い」「情けない」と思われたらどうしよう…そんな想いがよぎるからです。
失敗を他人に話せる人は、実はとっても強い人なんです。
まとめ
人は、大なり小なり失敗を重ねながら成長していくもの。セミナーや拙書の中でも、「誰でも失敗する」「失敗しない人なんていない」とよく述べています。
仕事において、ミスをすることはなるべく避けたいものです。でも、一度もミスをしないなんていうスーパーマンはいません。
百点満点を目指すよりも、ミスを素早くリカバリーするスキルを身に付ける方が、効率良く仕事を進められると思います。
そのためにもまずは、ミスしたことを素直に認め、リカバリーする方法を見出すことが大切です。そしてそのときは一人で全て背負おうとせず、ぜひ周りの力を借りてくださいね。