仕事が遅い人に共通している心理

こんにちは!モチベーションアップセミナー講師、楽笑マンこと伊達将人です☆
私は全国のさまざまな企業で新人研修を行っていますが、よく「上司から「仕事が遅い!」と怒られる」「スケジュールどおりに仕事を進められない」といった声を聞きます。
特に入社したばかりの新人はまだ仕事に慣れていないので、そうなりがちのようです。
しかし、中には入社後数年経ったのに、効率的に仕事をこなせないと嘆いている社員さんもいます。
仕事が遅い人は、仕事をどう捉えているのでしょうか。また、効率良くこなすためにはどうすれば良いのか、私なりの考えをお伝えします。
仕事が遅い人の心理
仕事が遅い人の多くは、「100点満点をとらないと怒られる」と思っています。
つまり、完璧主義なんですね;このような人はたいてい、一発で合格しようと頑張ります。裏を返して言えば、失敗がコワいんです。
100点をとろうとするのは、決して悪いことではありません。しかし大抵の場合、複数の仕事を同時進行で取り組みますよね。
受け持っている仕事全てにおいて100点をとろうとするから、時間がかかってしまうワケです。
結果、全てが中途半端になってしまい、納期に間に合わなくなってしまう。
あなたにもこんな経験がありませんか?
仕事をスケジュールどおりに進めるには
まず、一発で100点をとろうと思わないことです。
50点くらいのところまで出来たら、一旦提出してみてもらい修正する。そして今度は60点くらいのところまで出来たら再度提出し、修正する。
これを繰り返しながら、100点を目指せばいいんです。
段階的に点を稼ぐほうが軌道修正しながら進められるので、確実にゴールを目指せます。それに、息切れもしません。
ただし中には、「全部できてから提出しろ」と言われる人もいるかと思います。そのような場合は自分で区切りをつけ、他の同僚や上司に進捗を確認しながら進めると良いでしょう。
大切なのは、一気に自分一人でやろうとしないことです。
他の人の意見を聞き、休憩をとりながら進めてくださいね。
仕事が楽しくないなら、楽しくなる方法を見つける!
先日のセミナーで、このような相談を受けました。「イヤな仕事をしていますが、一生懸命やったら、好きになりますか?」と。
私は、「このままどんなに一生懸命やっても好きにはなれないでしょう」と答えました。
イヤだと思うなら、イヤだと思わないようなやり方を自分で見つけるしかないんです。イヤだと思っている以上は、どんなに打ち込んでも好きにはなれません。
私もこれまで、色々な仕事をしてきました。若い頃はバーテンダー。土方もやりましたし、コンビニの店員もしました。キッズサッカーのコーチもしたことがあります。しかし、どれも最初は好きではありませんでした。だから、好きになるように自分で楽しめる方法を見つけるんです。「好きこそものの上手なれ」と言いますよね。
仕事が長続きせず職を転々としている人ほど、自分で仕事の楽しさを見出そうとせず「この仕事は自分に向いていない」と思って、辞めてしまうんです。
しかし、少し工夫を凝らすことで、それまでツラいと思っていた仕事が随分とラクになったり、効率的にこなせるようになったりします。その結果、昇進や昇給といった働きがいを得られるのです。
仕事を変えるのではなく、自分が変わった方が早いんです。
働きがいを感じながら人生を豊かにするためには、常に新しいことに気づくことが必要です。惰性で仕事をしていては、気づきは生まれません。
今の仕事を振り返り、どのようなところに働きがいを感じるのか。あるいは、感じなくなってきているのか。そして、どんなことがあれば働きがいを感じることが出来るのか、考えていくことが大切です。
毎月1日や毎月曜など、自分なりに、この振り返りの時間を決めてみると良いでしょう。