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FFS理論とは?目的やメリットについて徹底解説!

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チームワーク

こんにちは!モチベーションアップセミナー講師、楽笑マンこと伊達将人です☆

企業の人材育成や社員研修で用いられるFFS理論をご存知でしょうか。社員各々の特性を活かすことで強い組織作りを目指す、一種のフレームワークです。

しかしFFS理論はまだあまり広く知られていないため、導入している企業も少ない傾向にあります。

FFS理論を用いると、コミュニケーションの円滑化やチームの生産性向上などが図られるので、人材育成の設計に悩む企業は積極的に取り入れるべきフレームワークです。

今回は、FFS理論について解説します。

FFS理論とは?

チームワーク

FFS理論はFive Factors & Stressnoの頭文字から成り、端的に表すと「チーム編成理論」。FFS理論とは簡単にいうと、個々の特性や強み、弱みをチーム編成に活かす手法のことです。米国の大学で「ストレスと性格」を研究していた小林恵智博士によって提唱されました。

FFS理論は、ストレス理論をベースに展開された理論です。同じ条件下でも、ストレスの感じ方は人それぞれ。FFS理論では、ストレスに対する反応を次の5つの因子に分け、それぞれの特性から潜在的な強みや弱みを見出し、集団生活や人間関係の構築に活かします。

①凝縮性因子

自分の価値基準や判断基準をしっかり持っている。日本人ではかなり少ないタイプ。

ポジティブな面
正義感や責任感が強い。

ネガティブな面
支配的、排他的になる。

ストレス要因
自分の考えや価値観を否定されること。

②受容性因子

面倒見がよく優しい。日本人の多くが該当する。

ポジティブな面
寛容で共感性が高い。

ネガティブな面
お節介、過保護。自虐的になることがある。

ストレス要因
相手が無反応だったり、ぞんざいに扱われたりすること。

チームワーク

③弁別性因子

白黒はっきりつけたいタイプ。相対的に適切・不適切を判断する。

ポジティブな面
理性的、合理的。

ネガティブな面
感情がなく機械的で冷たい。

ストレス要因
非合理的で理不尽なことに対して。

④拡散性因子

活動的で積極性があり、面白いことを取り入れる。

ポジティブな面
行動的ですぐに取り掛かる。

ネガティブな面
反抗的、破壊的になることがある。

ストレス要因
束縛され自由に動けなくなること。

⑤保全性因子

現状維持で着実に積み上げていくタイプ。日本人に多い。

ポジティブな面
几帳面、慎重。協調的に動くことができる。

ネガティブな面
消極的で妥協することがある。

ストレス要因
ゴールが見えない場合や予期せぬ事態に直面したとき。

チームワーク

派遣会社に勤めていたときのことです。私はクライアントからの無理難題に対しいくつかルールを設け、ゲームに置き換えて社員に仕事をさせていました。クリアできたら旅行などをプレゼントしていたのです。

ゲーム感覚を持ち合わせているのはFFS理論でいう拡散性タイプなので、保全性タイプには合いません。保全性タイプの社員ばかりだったら、クリアできていなかったでしょう。

このようにFFS理論は、因子の相関性によってチームのバランスやパフォーマンスが左右されます。

チームワーク

ここで注意したいのは、自分がどのタイプの因子なのかあてはめることが、FFS理論の目的ではないということです。FFS理論は、自己・他者の理解を深め、組織力を上げることにあります。

また、あてはまる因子は一つとは限りません。FFS理論の5つの因子は特性の指標であり、あてはまる因子の数は人によって異なります。ちなみに日本人の多くは、受容性と保全性を持ち合わせているようです。

FFS理論は適性診断とどう違うの?

一般的な適性診断では、「あなたはこういう人」と、その人の特性をいくつかのモデルタイプにあてはめます。そのため場合によってはその人の可能性や視野を限定してしまうことがあります。

チームワーク

しかしFFS理論では、その人の特性が強みにも弱みにもなることを示します。よって人との関わりや組織内における役割において可能性を広げることができます。

企業がFFS理論を導入するメリット

FFS理論を人材育成に取り入れるメリットについて、解説します。

コミュニケーションが円滑になり離職率を抑えられる

コミュニケーション

FFS理論では他者の理解を深められるので、人間関係を良好に築くことができます。

「あの人はいつも不愛想で無関心な雰囲気だけど、合理的な考え方をしていて、業務を効率良く進めているんだな」など、短所と思っていた部分が、実は長所だったことに気付くことも。

他者を容認することで、無意識に張っていた他者へのバリアがなくなり、コミュニケーションが円滑になります。人間関係を理由とする退職も減らすことができるでしょう。

適材適所でパフォーマンスの良いチームを作れる

チームワーク

5つの因子には、それぞれ強みと弱みがあります。社員の因子を把握することで、適材適所の人材配置が可能となるでしょう。補完し合う関係性も構築され、生産性の高いチームを作ることができます。

FFS理論、いかがでしたか?「自分の因子は〇〇〇なのでは?」と思う人もいるかもしれません。

しかしFFS理論の因子は、何十問もの質問に答えて導き出されるので予想外の結果になることも十分あり得ます。自分でも気づかなかった強みを知ることができるんです。

他者の理解を深める共に、チームの結束力を高めることも意識したいですね。

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